お坊さんの活動 Activities
布教師会
鎌倉小町の辻にたたれ教えを弘められた日蓮聖人のお姿や、数々の書状を通じて常にご信徒へ教えをお説きになられた宗祖日蓮聖人の姿勢に倣い、常日頃より話し方の研修会や、毎月24日には鎌倉小町本覚寺にて月例講話と称して法話会を営み、仏さま、日蓮聖人のお話しを伝えています。また、毎年9月12日には湘南片瀬龍口寺の一大行事龍口法難会に合わせて、地域を唱題行脚布教、境内にて街頭布教を行っています。
修法師会(しゅほっしかい)
江戸時代に体系化された日蓮宗の御祈祷を会得すべく、世界三大荒行に数えられる寒壱百日にわたる寒水行と読経三昧の修行に挑み、これを満行した者のみに相承される秘妙五段修練加持の極意をもって御祈祷を行う資格者の団体となります。
会では定期的に研修会を行い、御祈祷極意の研鑽などを行い、有資格者である会員は各お寺でお檀家ご信徒らへと家内安全や商売繁盛、ご病気の平癒の御祈祷のみならず地鎮式や車輌安全交通安全の御祈祷などを行っております。
声明師会(しょうみょうしかい)
声明師会は、座作進退、袈裟衣の着装、法要儀式の研鑽を行い、日蓮宗儀礼文化の研究、継承、後進育成を行っている団体です。
日蓮宗の法要の指南書である「日蓮宗宗定法要式」には「法要とは芸術である。しかもそれは、敬虔崇高なる信仰を基盤とし、全身全霊を以て創造する、最も厳粛にして典雅なる綜合芸術である。」とあるように、自らの信仰心の現れが儀礼の形となり、その有り様を以て布教となるように努めています。
社会教化事業協会
日々刻々と変化し続ける社会の中で仏教はどのように関わって行く事が出来るか、そして社会にとって必要とされる僧侶とは如何なる者なのかという事を日々研鑽し、実際に社会に貢献する活動を展開する、日蓮宗僧侶の会です。
盲導犬の育成、災害被災地への支援物資搬送、募金活動、チャリティーイベント、講演会勉強会の開催等、日々展開中です。
災害対策室
当官区の有志僧侶らで構成される団体で、災害時の情報収集、被災地区との連携、ボランティア活動や物資輸送、慰霊活動、防災意識啓蒙などを行ってきました。
あの東日本大震災の未曾有の大災害時も東京地区と連携し数日後には現地入り、その後も継続的に被災地と交流を重ねています。
今回の能登半島地震でも微力ですが支援をさせていただきました。
青年会
当官区に籍を置く三十五歳以下の若手日蓮宗僧侶で構成される団体です。若さという魅力を活かし、毎年、夏休み(もしく春休み)に小学生を対象にお寺を会場に一泊二日の「てらこや」を行い、子ども達とオリエンテーリングや仏事体験、食育、情操教育を心がけ、夜はきもだめしなどで思い出作りをするなど十数年にわたり活動してきました。また県内はもちろん全国の若手僧侶と交流を深め、研鑽をしています。